【書籍レビュー】二月の勝者【校長推薦】

こんにちは!くら校長です。

書籍レビュー!第八回はこちら。「二月の勝者」です。今回も漫画です。中学受験をめぐる、受験生・家族・塾の人間模様が描かれた作品。塾もビジネスであるという側面は決して否定できませんが、その中で生徒および家族にどの様に向き合うのが誠実な態度なのか。受験生であるこどもを潰さない姿勢とはどういうものなのか。

そのあたりを本記事にて書かせていただきます。

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早速はじめていきましょう!

概要

どこか影をもった、凄腕塾講師「黒木」と新人塾講師「佐倉」実質2人の主人公。彼らの勤める塾に通う中学受験生とその家族の中でおきる葛藤と成長。

ある意味異常な世界ではあるが、そこでの戦いを経て成長していく、受験生と塾講師の群像劇です。

オススメポイント

受験生にたいする、保護者の具体的な声掛けや自宅での態度など。そのまま実践できるものも多く、マニュアル的な使い方もできるのが一番のオススメポイントかも知れません。

校長自身も昔。中学受験を経験しました。その経験から言って、「非常にリアル」であると言えると思います。作中でも、塾や塾講師はきれいごとばかり言っているわけではありません。

しかし、その中でベストの提案を模索し、出し続ける姿に刺激をうけること請け合いです。ゴールからの逆算の話や、モチベーションの整理。判断基準など。「まわりがどうだから」ではなく根拠と信念をもって受験生、家族と向き合うところも考えさせられるポイントです。

教育者として。保護者として。ビジネスをするものとして。もちろんバランスの話はあるとは思いますが、根拠がしっかりしている分ブレない。

形は違えど、こども向けのプログラミングスクール経営者として刺激を受けます。

「クールだ」とか「優しくない」とかいう発言は表面的なものでしか無く、いま最優先にしなくてはいけない問題から逃げて他人に責任転換しているのではないか・・・。そんな気づきももしかしたら、あるかもしれません。

注意ポイント

題材が題材だけに、それなりにシュールな描写も多いです。気分転換に読むことの多い漫画ですが、「二月の勝者」については、読むのに多少の集中が必要です。読むとつかれることもあります(汗)。

また、絵の好き嫌いはやはりありえます。どちらかというと女性向けの絵柄かもしれません(女性読者の方が多い?)。

最終レビュー

学びの深さわかりやすさ校長オススメ度
こども
オトナ

こどもが読んで共感できる部分もあるとはおもいますが、オトナ向けな要素が多いと思います。こどもの人生とオトナの人生。それぞれを見直す良いきっかけになるといいのかもしれません。

まとめ

営利であるとか非営利であるとかは、こども達にとっては無関係です。こども達の貴重な時間とそのあとの人生の一部の可能性を預かっていることには変わりがないからです。

とはいえ、講師自身にも人生があり、講師の時間と魂を削って生徒と向き合っているのもまた事実。であれば、その中の条件でのベストを尽くす。変に「教育だから」という言葉でごまかさずに、「ビジネスのいち形態としての教育」であるという事実は曲げずに。

「こどもと保護者の方の幸せ」については最優先に。

どちらかというと塾側の立場での記事になってしまっていますが、保護者の方の立場であっても本当に気づきや学びの多い漫画であると思います。

では!

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