交互に「ペグ」(ピンのことです)をたて、条件にあった「ペグ」の並びがあれば「ブリッジ」をかける。先に「ブリッジ」で「横断」or「縦断」したプレイヤーが勝ち。
・・・こう聞くと、カンタンそうなゲームに思えるじゃないですか。
でも、やってみると全然カンタンじゃないんです。
「やればやるほど強くなる」ゲーム、は裏を返せば「初心者と経験者のスキル差がすごすぎる」ということにもなり、ゲームが面白い証拠な一方で、初心者のシキイが高いことも意味します。
本記事では、そんな難しい「ツイクスト」で最初に「この4つの形を覚えよう!そうしたら、面白くなるよ!」「勝率もあがるよ!」という「基本戦略」を書いていきます。
1.「ツイクスト」で最初に覚える「基本戦略」をマスターできます!
2.「ツイクスト」の「初段」をとれます!
3.「ツイクスト」が楽しくなります!!
本記事は以下の順序で「ツイクスト」の「基本戦略」と最初に覚えるべき「4つの形」を解説していきます。
「ダメなところにこだわらない」「2つ以上の可能性がある手を狙う」とは?くわしく解説!
- 基本形1「ビーム」
- 基本形2「メッシュ」
- 基本形3「コイン」
- 基本形4「ティルト」
こちらも超くわしく解説しちゃいます!
それでは始めていきましょう!
基本戦略
ダメなところにこだわらない
「ツイクスト」では
・この手を打つと、次に「ブリッジ」をかけられるけれども、次に相手に邪魔をされることが予想される ・相手に邪魔をされるので、盤の端まで到達ができない
などという場面がよくあります。
この様な場面では、いったん他の場所に「ペグ」を打つ手を考えてみましょう。後々、いまはダメだった場所も、ほかの場所との兼ね合いで、突破できる様になる事もありえます!
「相手に邪魔をされるので、盤の端まで到達ができない」の一例をあげさせていただきます。
「白」が盤面上から下につなげようとする場面。このまま続けても「黒」に盤面右に追い出されてしまい、盤面下まで「ブリッジ」をかけることはできません。
2つ以上の可能性がある手を狙う
狙いが1つしかない場合には、次の相手の番に阻止される場合が多いでしょう。ですので、2つ以上の可能性がある手が良い手となります。
2つ以上の可能性の例としては、
・ゴールまで複数のルートを狙える ・次に繋がる手が複数ある
など、いろいろな考えがありますが、本記事では「次に繋がる手が複数ある」にしぼります。
その中でも、特によく出てくる基本形の4つにつきまして次の章にて、解説させていただきます!
最初に覚えるべき「4つの形」
「将棋」や「囲碁」でいう「ケイマ」の場所に「ペグ」を置ければ、「ブリッジ」が「原則」かけられます。
基本形1「ビーム」
3つ開けて、「ペグ」を打つ手です。2つある「X」のどちらかに「ペグ」をたてれば、最初に置いた2つの「ペグ」と「原則」つながります。
基本形2「メッシュ」
1つ開けて、「ペグ」を打つ手です。2つある「X」のどちらかに「ペグ」をたてれば、最初に置いた2つの「ペグ」と「原則」つながります。
基本形3「コイン」
「ケイマ」より1つ外に、「ペグ」を打つ手です。囲碁ではこの位置関係は「大ケイマ」とよばれています。2つある「X」のどちらかに「ペグ」をたてれば、最初に置いた2つの「ペグ」と「原則」つながります。
基本形4「ティルト」
斜めに2つ開けて、「ペグ」を打つ手です。2つある「X」のどちらかに「ペグ」をたてれば、最初に置いた2つの「ペグ」と「原則」つながります。
「原則」からはずれる場合
前の章で「原則」という言葉をたくさん出させていただきました。「じゃあ、原則からはずれてつながらない場合があるってこと?」と思われた方もいらっしゃるかも知れません。
実はそのとおりです。
お互いの「ペグ」が接近した場合には、お互いの「ペグ」や「ブリッジ」が交錯します。
例えば、以下の様な場合。
「白」の位置関係は確かに「ビーム」ですが、次の手番が「黒」であればつながることが出来ません。
「黒」が例えば、上図の様に、「ビーム」の狙いの1つである位置に「ペグ」をたてた場合、「黒」に「ブリッジ」がかかます。
次に「白」が「ビーム」の狙いのもう1つの位置に「ペグ」をたてても、片方にしか「ブリッジ」がかからないのです。
この「ブリッジ」の上には「ブリッジ」がかからない、というルールが「ツイクスト」で勝つために、覚えるべき、次の戦略になるのですが、続きは次回にさせていただきます!
まとめ
「ツイクスト」は「囲碁」にヒントを得た方が1960年代に作ったゲームです。そういった歴史もあり、「囲碁」と様々な面で似ています。
「ルールはカンタンなのに、どう打てばいいか全然わからない!」というところまで、似ていると校長は思っております。
一方で、「わかれば面白い!ハマる!」となるところも似ています。
本記事を読んでくださった、みなさまの「ツイクスト」ライフが今以上にハッピーになるお手伝いが少しでも出来たのであれば、校長も本当にハッピーです。
「面白かった!」の一言だけでも、コメントをいただけますと大変はげみになりますので、ぜひよろしくお願いいたします!
では!