【スマホアプリ】「囲碁クエスト9路盤」最初に覚えるべき「考え方」と「棋理」5選【入門の次へ】

「囲碁クエスト」。それは、囲碁に人生を賭けたツワモノ達の闘技場(コロッセウム)。その中でも9路盤。9×9の81の点に全てを賭ける者たちのことを「ハチワンダイバー」「9路愛好家」という。

まあ、それはさておき・・・、「囲碁クエスト」で囲碁を始められる方も多いのではないでしょうか。

校長も最近「囲碁クエスト」9路盤の動画をとり始めるにあたり、いろいろな方の対局を拝見させていただきました。そして、レート1200くらいが囲碁を始められた方にとって、最初の大きな壁になっている事もわかりました。

残念ながら、1200の壁を超えられず、せっかく興味をもった「囲碁」から離れてしまう方も多いようです・・・。でも、これは実にもったいないと思うのです!

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そこで、校長が「囲碁」を始めてから、「囲碁クエスト」9路盤でレート1200に到達するまでに、押さえておくべき「考え方」3つと「棋理」2つについて記事を書かせていただきました!

※ 本記事を書くために、100局以上、レート1200近辺の方の対局を見させていただいたので、それなりに的を得ている内容と自負しています。

この記事を読むと

1.「囲碁クエスト」の「9路盤」で、最初に覚えるべき基本的な考え方をマスターできます!
2.「囲碁クエスト」の「9路盤」の勝率があがります!!
3.「囲碁クエスト」の「9路盤」が今以上に楽しくなります!
4. 他のボードゲームでの勝率もあがります!

本記事は以下の順序で「囲碁クエスト9路盤」最初に覚えるべき「考え方」と「棋理」5選を解説していきます。

STEP
「囲碁クエスト」「9路盤」のおさらい

ご存知の方も多いとは思いますが、基本から!「囲碁クエスト」とは?ダウンロードもこちらから!

STEP
最初に覚えるべき考え方
  1. 相手のミスに期待しすぎない
  2. 「盤面で一番大きなところを探して打つ」を対局終了まで続ける
  3. ムキにならない

3つ考え方。超くわしく解説しちゃいます!

STEP
最初に覚えるべき棋理
  1. 生きている石に近づかない
  2. 兄弟げんかをしない

とは?こちらもバッチリ解説!!!

それでは始めていきましょう!

目次

「囲碁クエスト」「9路盤」のおさらい

まずは、念の為おさらいから。

「囲碁クエスト」は Android , iPhone で遊ぶことの出来る囲碁アプリです。オンラインにて、自身の実力と近いプレイヤーとマッチングがされることによって、ネット越しに他のプレイヤーとの熱い戦いを楽しむことの出来るステキなアプリ!囲碁ファンにとっては、必須のアプリとなっております。

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「囲碁クエスト」では「9路盤」「13路盤」「19路盤」の3つの盤から好きなもので遊ぶことが出来ます。本記事で取り扱う「9路盤」はプレイ時間も短く、一番お手軽な盤です!

最初に覚えるべき考え方

まず結論。「打つ前に3秒考える」。これです!

そして、3秒の間に考えるべきこと、意識すべきことを書いていきます。

相手のミスに期待しすぎない

今回レート1200近辺の方の囲碁対局を拝見させていただいた中で一番校長が感じたことはこれでした。校長自身のレート1200くらいだった頃も実際そうでした。

大前提として、形勢が悪い時には、相手のミスを引き起こす様な勝負手を放つことはトッププロも当然の様に行いますし、相手のミスはもちろんチャンスです。

ですが、相手のミスを期待した手があまりにも多いのは問題です。

うまくいったときの爽快感はわかりますし、またそうなることを期待して打つのも感情としては当然だとは思います。しかし、相手のミスを期待した手というのは最善の手ではありません

適切に相手に打たれた場合には、いまよりも状況が悪くなります

ですので、勝負をする上で多用はしないほうが良いですし、つねに最善の手を自分なりに考えて打つという姿勢の方が強くなるスピードが速くなるのではないかなとも思います!

また、「勝手読み」という言葉があります。

意図して相手のミスを期待した手を打ったわけではなくても、読みの内容が自分の都合の良いものであれば相手のミスに基づいた「勝手読み」になります。

「勝手読み」は、トッププロであってもしてしまうものです。「読み違い」「読み抜け」も「勝手読み」ですから・・・。ですので、100%「相手のミスに期待」しないで打つのは難しいことです。

まずは、「相手のミスに期待しすぎない」ことを一緒に目指していきましょう!もちろん、校長も頑張ります!

「盤面で一番大きなところを探して打つ」を対局終了まで続ける

相手の方の手が気になるのは当然です。そして、その近辺が「盤面で一番大きなところ」であることも確かに多いです。

しかしながら、絶対ではありません

その近辺以外が「盤面で一番大きなところ」であることもよくあります。1手1手、相手の打ったところに反応せず、「手抜き」してもいいか、考える習慣をつけることが大事です!

ですので、相手の手に対して、終盤時間が無い時以外は3秒考えてから打ちましょう!考えた結果間違えてもいいのです。

目の前の1局の勝ち負けより、自身の決断の結果を見直すほうが棋力アップにとっては大事です。どんどん考えて、どんどん間違えて、どんどん直して、どんどん強くなっていきましょう!

具体的に「盤面で一番大きなところ」がどこかについては、「最初に覚えるべき棋理」のところで、書かせていただきます!

ムキにならない

相手の手に対して、終盤時間が無い時以外は3秒考えてから打つ。というお話を先にさせていただきました。このタイミングで冷静になっちゃいましょう!

勝負事は、ムキになっている人と冷静な人が戦った場合、その実力差が近いものであれば、100%冷静な人が勝ちます。

囲碁ももちろん同じです。例えば、石を取られた!とか、損をした!とか。対局中にそういうことはよく起こります。

そこで、いったん冷静になって、今の状況を確認できるかで勝率も成長スピードも大きく変わります。

大きく負けているなら、どこにチャンスがあるのかを考える。微差なら、冷静に次のチャンスを待つ。それでも勝っているなら、気にしない。

うまくいっていない場所も、いったん保留して他を打っているうちに、チャンスが復活することも非常によくあります。

「ムキにならない」を頑張っていきましょう!

最初に覚えるべき棋理

相手の手に対して、終盤時間が無い時以外は3秒考えてから打つ。この3秒でできることはまだあります!少しずつ、3秒で考えられることを増やしていきましょう!

生きている石に近づかない

『「盤面で一番大きなところを探して打つ」を対局終了まで続ける』のところで、書かせていただいた話の続きです。具体的に「盤面で一番大きなところ」を見つけるための一番大事な考え方。棋理です。

序盤から中盤にかけてはこの「棋理」を最優先に考えれば、基本的に間違いありません。

「相手の生きている石」「自身の生きている石」どちらについても同じで、とにかく「生きている石に近づかない」のがポイント。

なお、いったん「生きている石」と書きましたが、「そう簡単に死ななそうな石」と読み替えていただくのがベストです。

兄弟げんかをしない

白番の場合には特にそうですが、2箇所以上で地ができることがよくあります。そうなったときの話なのですが、「片方の地を大きくしたい!」となっても、もう片方の地に近づく様に打たないのがオススメです!

なぜかというと、もう片方の地に近づく様に打つ場合には、相手の石がそれぞれの地のあいだに来る場合がほとんどだからです。

こうなった場合、相手の手に対して、2手連続で打つことは出来ませんから、片方の地では対応ができないという事態になってしまうからです。

生きるのであれば、離れて生きるのがベストです!

まとめ

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「3秒考えてから打つ」を習慣にして打たれた方と、そうでない方では、もしも同じ量の囲碁対局を行っても、同じ量の囲碁の本を読んでも、結果に大きな差が間違えなく出ます。

あとは、3秒で考える要素を増やしていけばどんどん強くなっていくでしょう。

こちらの記事を読んだことで「囲碁クエスト」の「9路盤」の勝率があがったらほんとうに嬉しいです!!

「面白かった!」の一言だけでも、コメントをいただけますと大変はげみになりますので、ぜひよろしくお願いいたします!

では!

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