「人狼将棋?」ちょっとやってみたけど
どうすれば勝てるのかぜんぜんわからないにゃ!
今回は、そんな悩みを「ボドゲWebスクール」の「くら校長」が解決します。
おまかせください!
1.「人狼将棋」の初期配置戦略がわかります!
2.「人狼将棋」の勝ち方がわかります!
3.「人狼将棋」で遊ぶのがいま以上に楽しくなります!
本記事では以下の順序で「人狼将棋」の初期配置と攻略法・基本戦略を解説していきます。
まず、「敗北パターン」を押さえちゃいましょう!「こうならなければ負けない!」をマスターして勝利を目指します!
コマ損をすると一気に不利になります。ここでは、コマ損が起きる理由をチェックして、有利な状態で戦いを進める方法を考えていきます!!!
プレイヤー同士の力が同じくらいであれば、モノを言うのは初期配置。どの初期配置がオススメか、お伝えします!
先手、後手それぞれで具体的な初手およびその後の動きについて押さえちゃいましょう!ここまでやればバッチリです!
この記事を書いている私、校長は「人狼将棋」完全シロウト状態からはじめて1週間がんばって名人にまでなりました。
「ぜんぜん勝てない!!!」という状態から「なるほど。こうすれば結構勝てるな。」というところにまで持ってくることに成功しています。勝率がまだ5割いっていないところも、生々しさを感じていただけると思います(笑)。
それでは始めていきましょう!
「人狼将棋」の敗北パターン
コマ損をしている
「人狼将棋」は15マスのせまいフィールドの中で、お互い6枚のコマをつかって対戦するゲームです。そして、「将棋」の名前のとおり、取ったコマを「持ちコマ」とすることも出来ます。ですので、1枚取られた場合には、形勢、コマの枚数は5対7となりますし、2枚取られた場合には4-8となるわけです。
通常の「将棋」よりもはるかにコマ損の影響は大きいのです。
自身のコマが相手にバレている
「人狼将棋」では「持ちコマ」を自由に置くことができます。そして、1枚しかもっていなければ相手にどのコマがそこに置かれたかは100%バレます。
また、2枚しかなかったとしても「人狼ではない」「まっすぐ動くコマしかない」など情報が限定されてしまいます。つまり、「持ちコマ」は多ければ多いほど強い。ことになります。たとえば「持ちコマ」が3枚の状態から3連続でコマをおいたとしても、どこにどのコマがあるかを限定することは基本的にはできません。
もちろん論理的に「このコマしかない」という推測をすることも可能ですが、その裏をつく戦略をとることも逆に可能です。
コマ損が起きる理由2選
「人狼将棋」の敗北パターン。のところに記載したひとつに「コマ損をしている」と書きました。序盤にコマ損をする理由は大きく2つです。
「人狼」を取ろうとしてしまった
「人狼」は「占い師」以外のコマで取ろうとした場合、取ろうとしたコマが逆に取られる。という特殊なコマです。つまり相手からすれば「人狼」は基本的にはとってほしいコマになりますので、前線においてある場合が多い傾向があります。
「コマ」のひもの数で負けた
ひもは将棋の考え方です。「取って」「取られて」「取り返す」ということができれば、枚数的に1枚得できます。これを相手にやられた場合には「コマ」のひもの数が相手のほうが多かったということで、コマ損が発生してしまうわけです。
※「人狼」のコマの動きの特性上、序盤にこれ以上連続してコマの取り合いが発生することはほぼありません。
「人狼将棋」の初期配置
初手から『「人狼」を取ろうとしてしまった』となっては目も当たれれません。相手が自分のコマを取ったら、そのコマは「人狼」でないことは確定しますので(「人狼」は最初の状態では、相手のコマを取ることはできない)、相手が取ったコマを取り返す戦略はありえます。
一方で、「人狼将棋」は15マスの中に最大12コマが入り乱れて戦うゲームです。それだけに「ゾーンプレス」の考え方も重要です。たとえば、相手のコマが15マス中9マスを実質支配している状態ですと、自分は6つのコマを6マスに配置することになり非常にきゅうくつで、させる手も限定されてしまいます。
ということで、『「人狼」を取ろうとしてしまった』とならずに相手のコマを取れる「占い師」を前線に置くのは有力です。今回は「占い師」を前線中央におき、さらにひもの数を考え、「狩人」「占い師」「人狼」のフォーメーションとした場合について書いていきます!
「人狼将棋」の攻略法・基本戦略
「人狼将棋」は序盤数手が特に大事です。中盤以降は、相手の持ちコマがどこに置かれたかを記憶するゲームへと変わっていきますが、序盤を押さえておけば、グッと勝率があがることは間違いありません。
今回は、先手番、後手番での初手について解説していきます!
先手番の考察
先に結論を言いますと、前線は下記配置で初手「人狼」を斜めに移動させるのが正解です。
もし「人狼」が相手の「占い師」で取られても、自身の「占い師」で取り返し、さらに「占い師」が相手の「狩人」で取られても、その後自身の「狩人」で取り返せばコマ損にはなりません。前線に「王様」をおいている人は基本ほとんどいませんし、もし自身の「占い師」を取ったのが相手の「王様」でしたら、上記の流れで勝利です。
後手番の考察
後手番の動きも5つのみです。覚えるのは難しくありません!ここでぜひ一緒にマスターしちゃいましょう!
ケース1
相手の初手が下図の様に、「占い師」の前にきた場合には、取ればOKです。
ケース2
相手の初手が下図の場合には、この後の展開をもろもろ考えると「狩人」を移動させるのが最善の様です。
ケース3
相手の初手が下図の場合には、この後の展開をもろもろ考えると「人狼」を移動させるのが最善の様です。
ケース4
相手の初手が下図の場合には、ひもの数上、「狩人」を移動させるのが最善の様です。
ケース5
相手の初手が下図の場合には、ひもの数上、「人狼」を移動させるのが最善の様です。
まとめ
校長としては、本記事のフォーメーションにして以降やっと勝率が5割を超えました。「人狼将棋」をやられている方はかなりガチ勢が多いかもしれませんね(笑)。さらにここから名人やその上を目指していくうえでは、コマの記憶や、詰め人狼?なるものもある程度マスターしていく必要がありますが、続きはまた機会があれば書かせていただこうと思っております!
人狼将棋のダウンロードは以下からできます!
ということで・・・。
今日も。「人狼将棋」楽しくやっていきましょう!
「人狼将棋」を勉強するうえで、「紅玲愛の頭脳」様のサイトは本当に助かりました。ありがとうございます!
「面白かった!」の一言だけでも、コメントをいただけますと大変はげみになりますので、ぜひよろしくお願いいたします!
では!